添加一覧表

【日本語】接続詞の添加(累加・付加)一覧表・種類や例文【より詳細をわかりやすく 】

ここでは、接続詞の1類「添加(累加・付加)(てんか)」の一覧表を、それぞれの種類別に、働き・例文を紹介していきます。ちなみに、添加(累加・付加)とは、別の物事を付け加える接続詞の1類のことです。日本語の文章に使用するとより詳細をわかりやすく伝えることができます。詳細は「添加とは」をご覧ください。

接続詞の添加(累加・付加)の種類は、「さらに・また・しかも・おまけに・そのうえ・そして・それから・それどころか・どころか・それに・それにしても・加えて・それに加えて・ひいては・なお・そればかりでなく・ともあれ・そればかりか」です。※右へスライドなれます

添加(累加・付加)の種類働き例文
さらに前述の事柄を受けて、その程度・段階を進ませる別の事柄を付け加える財布を無くした。さらに、バッグも無くした。
また前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。私はハトが好きだ。また、平和が好きだ。
しかも前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。彼は中二病だ。しかも、重度だ。
おまけに前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。友達が宿題を忘れた。おまけに、始業時間も忘れたらしい。
そのうえ前の事柄を受けて、それにさらにある事が付け加わることを表すときに用いる。彼は順番を守ることができない。そのうえ、挨拶ができない。
そして前述の事柄を受け、それに継続して、あるいはその結果生じる事柄を導く。スズメさんこんにちは。そして、アリさんもこんにちは。
それから前述の事柄に続いて、あとの事柄が起こることを表す。彼は走った。それから、子供を助けた。
それどころか前の事柄を受けて、それにさらにある事が付け加わることを強調して表す。おじいちゃんは目覚めた。それどころか、前よりずっと元気だ。
どころか前の事柄を受けて、それにさらにある事が付け加わることを強調して表す。上司は部下に口うるさい。どころか、社外でも口うるさい。
それに前の事柄を受けて、それにさらにある事が付け加わることを表すときに用いる。彼女は踊っている。それに、頭に花をつけている。
それにしても前の事柄を受けて、それにさらにある事が付け加わることを表すときに用いる。彼はお金に目がない。それにしても、あらゆる手段を使う。
加えて前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。遊園地は来場者数制限を一万人に押し上げた。加えて、料金も値上げした。
それに加えて前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。彼は左手に丸太を持っている。それに加えて、右手に大きな岩を持っている。
ひいては前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。世のため、人のためになり、ひいては自分のためになる
なお前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。父が授業参観に来た。なお、5分で帰った。
そればかりでなく前の事柄を受けて、それにさらにある事が付け加わることを表すときに用いる。生徒は気に入らないと筆箱を壊す。そればかりでなく、鉛筆を折る。
ともあれ前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。彼の頭にボールが当たった。ともあれ、落ち着いて歩いている。
そればかりか前の事柄を受けて、それにさらにある事が付け加わることを表すときに用いる。彼女は家のために働いている。そればかりか、弟や妹の世話をしている。

以上、接続詞の添加(累加・付加)の一覧表でした。添加(累加・付加)は、接続詞の中でも添加(累加・付加)はよく使用されることが多いので勉強しておくと日本語の文章をより伝えやすくなると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました!