ここでは、接続詞の１類「換言（言換）（かんげん）」の一覧表を、それぞれの種類別に、働き・例文を紹介していきます。ちなみに、換言（言換）とは、前の文脈を言い換える接続詞の１類のことです。日本語の文章に使用するとより要約であることをわかりやすく伝えることができます。詳細は「換言とは」をご覧ください。
接続詞の換言（言換）の種類は、「つまり・言い換えると・すなわち・要は・要するに・むしろ・換言すると・かえって・かわりに・そのかわり・いわば・言ってみれば・と言うより・というか・そうではなく」です。※右へスライドなれます
| 換言（言換）の種類 | 働き | 例文 |
|---|---|---|
| つまり | 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。 | 鉛筆は文字を書ける。つまり、筆記用具だ。 |
| 言い換えると | 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。 | 食いしん坊。言い換えると、健康的。 |
| すなわち | 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。 | 情熱。すなわち、エネルギー。 |
| 要は | 前に述べた事を別の言葉に要約して説明しなおすときに用いる。 | 彼女は南西にボールを投げた。要は、ボールを投げた。 |
| 要するに | 前に述べた事を別の言葉に要約して説明しなおすときに用いる。 | 彼は特に野菜を好んだ食べる。要するに、ベジタリアンだ。 |
| むしろ | 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。 | 彼はペットにお金をかける。むしろ、彼はペットに飼われている。 |
| 換言すると | 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。 | 生命は動く。換言すると、人は動く。 |
| かえって | 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。 | 健康のために運動する。かえって、私のために運動する。 |
| かわりに | 前に述べた事をそれに代わることとして説明しなおすときに用いる | ハンマーが壊れた。かわりに、道具が壊れた。 |
| そのかわり | 前に述べた事をそれに代わることとして説明しなおすときに用いる | フルーツを炒める。そのかわり、いちごを炒める。 |
| いわば | 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。 | ぼくの隣の女の子。いわば、彼女。 |
| 言ってみれば | 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。 | 天才。言ってみれば、変わり者。 |
| と言うより | 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。 | 私は月から離れる。と言うより、月が私から離れていく。 |
| というか | 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。 | 先生は興奮している。というか、アドレナリンが出ている。 |
| そうではなく | 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。 | 空。そうではなく、天。 |
以上、接続詞の換言（言換）の一覧表でした。換言（言換）は、接続詞の中では換言（言換）はより要約であることをわかりやすくするので勉強しておくと日本語の文章をより伝えやすくなると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました！