係助詞の一覧表 サムネ

係助詞(けいじょし)の一覧表【日本語】

係助詞の一覧表 サムネ

ここでは、助詞の一類「係助詞(けいじょし)」の一覧表を、それぞれ種類別に、働き・使用箇所・例文でご紹介していきます。ちなみに、係助詞とは、述語と関係し合っている語に付属して、その付属した語の問題点・強調点・疑問点を示す助詞の1類のことです。詳しくは、「係助詞とは」をご覧ください。

口語には、「は・も・こそ・しか・でも・ほか・だって」などがあり、文語には、「は・も・ぞ・なむ・や・か・こそ」があります。

種類働き使用箇所例文
文末に付属した語句の範囲を、多くの事柄から一つに限定して強調する役割。また、題目を提示して、叙述の範囲をきめたり、叙述内容の成り立つ条件に限定を加える事を示す。また、格助詞や副詞に付いて、その意味や語勢を強めるなど、二つ以上の判断を対照的に示すこともある。※現在では「わ」と発音する。語や文節、活用語の連用形、格助詞や副詞に接続する。太陽昇ってこない。
類似した事物の提示や並列、列挙や添加、程度、感動、強調、不定称の語について全面的な否定及び肯定を示す。種々の語に接続する。喜びが好きだが、悲しみ好きだ。
こそ強調したり、強調した上で提示したり何かを強める意を示す。※ちなみに、古文では、係り結びによって文末の活用語を已然形(仮定形)に変化させる。文末や動詞の仮定形と接続助詞「ば」に接続する。私のぶーちゃんこそ、1位に相応しいのよ!
でも特殊に見えて一般と同じであるときや、一例として挙げるとき、極端な一例を提示し他の場合はましてと言うことを類推させるとき全てのものに該当ことを示す。名詞や他の助詞に接続する。でもなれますか?
しか特定の事柄以外を全否定する。名詞や動詞の連体形、形容詞および形容動詞の連用形に接続する。道なき道を行くしかない。
ほか打ち消しの語を伴って、特定の事柄だけを取りあげて、それ以外のものをすべて否定する意を表す。体言・活用語の連体形、格助詞などに付く。あたって砕けるほかない。
だってある事柄を例示し、それが他と同類、または、同様であるという意を表す。いくつかの事柄を並べて例示し、すべてが同類であるという意を表す。疑問・不定を表す語、または、数量・程度を表す語に付いて、例外なくそうである意を表す。名詞・副詞、一部の助詞に付く。あなただって大バカじゃない。
「ぞ」の付いた語・句を特に強く示す意を表す。上代、活用語の已然形に直接付き、中古以降は、その下に接続助詞「ば」を伴ったものに付いて、理由・原因を強調して示す意を表す。相手に告げ知らせる意を込めて強く断定する意を表す。疑問の語とともに用いて、問いただす意を表す。※古い言葉。名詞、活用語の連用形・連体形、副助詞などに付く。暖かい
なむ上の事柄を強く示す意を表す。(文末で)上の事柄を強く示すとともに余情を残す意を表す。※古い言葉。名詞、活用語の連用形・連体形、副詞、助詞に付く。睡眠不足は眠るほどになむ、幸せだ。
疑問・反語を表す。※古い言葉。名詞、活用語の連用形・連体形、副詞・助詞などに付く。なお、上代には活用語の已然形にも付く。嫌いあらぬ。そなたは我に幸せをくれるからの。
疑問・反語を表す。※古い言葉。体言・活用語の連体形・連用形、副詞、助詞などに付く。上代では活用語の已然形にも付く。あいつは負けるなわけがない。

以上、係助詞の一覧表でした。表でまとまっていて、係助詞の働きも書いてあります。最後までご覧いただきありがとうございました!