接続詞「すると」とは?【日本語・国語】

ここでは、接続詞の「すると」の定義と例文をご紹介していきます。接続詞とは、文と文や句と句などを繋げる品詞の1つです。接続詞については、「接続詞とは」で詳しく解説しています。また、接続詞には、順接、逆説、補足…など様々な種類があります。もし、接続詞を一覧でご覧になりたい方は、「接続詞一覧」の記事で包括的に学習ができます。

”すると”の定義

”すると”は、動詞「する」+接続助詞「と」から構成されている、接続詞の順接(じゅんせつ)です。接続詞は、接続詞=活用しない自立語ですので、”すると”も活用しない自立語となります。ちなみに、活用する自立語は、動詞や形容詞、形容動詞です。”すると”の使い所は、前で述べた過去に起きた動きのある事柄の根拠・理由に、「走っていた」「立った」「見ていた」などの動きのある結論・結果を述べる際です。

”すると”を使った例文

ここでは、”すると”を使った例文を5つご紹介します。

  1. 斧を湖に落としてしまい困っていた。すると、湖の中から金の斧と銀の斧を持った女性が出てきた。
  2. 少年は、車が道路を走っている様をしばらく見ていた。すると、気付いたときには、学校の始業のチャイムが鳴っていた。
  3. 空が急に暗くなった。すると、いきなり勢いのある大量の雨が頭上から降ってきた。
  4. 先生の髪が風に飛ばされた。すると、先生の笑顔も飛ばされていた。
  5. 風船が突然割れた。すると、みんなが肩をすくませた。

以上、接続詞「すると」とはでした。”すると”は、前で述べた過去に起きた動きのある事柄の根拠・理由に、動きのある結論・結果を述べる際に使います。最後までご覧いただきありがとうございました!