接続詞「ゆえに」とは?【日本語・国語】

ここでは、接続詞の「ゆえに」の定義と例文をご紹介していきます。接続詞とは、文と文や句と句などを繋げる品詞の1つです。接続詞については、「接続詞とは」で詳しく解説しています。また、接続詞には、順接、逆説、補足…など様々な種類があります。もし、接続詞を一覧でご覧になりたい方は、「接続詞一覧」の記事で包括的に学習ができます。

”ゆえに”の定義

”ゆえに”は、名詞の「ゆえ」+格助詞の「に」から構成されている、接続詞の順接(じゅんせつ)です。接続詞は、接続詞=活用しない自立語ですので、”ゆえに”も活用しない自立語となります。ちなみに、活用する自立語は、動詞や形容詞、形容動詞です。”ゆえに”の使い所は、前で述べた名詞の根拠・理由に、「走る」、「振り返ってはだめだ」、「見ていた」などの結論・結果を述べる際です。一般的に真面目な文献・場面で使われます。

”ゆえに”を使った例文

ここでは、”ゆえに”を使った例文を5つご紹介します。

  1. 鳴くよ(794)ウグイス平安京。ゆえに、平安京が建てられたのは794年のこと。
  2. 空一面の青い空。ゆえに、雲一つない。
  3. ここはバス停。ゆえに、バスが来る。
  4. 混ぜるな危険。ゆえに、混ぜると危険。
  5. 学校全体で執り行う運動会。ゆえに、校庭は賑やかだ。

以上、接続詞「ゆえに」とはでした。”ゆえに”は、前で述べた名詞の根拠・理由に、結論・結果を述べる際に使います。そして、使用用途の多いケースは、真面目な文献・場面上などです。最後までご覧いただきありがとうございました!