ここでは、国語の接続詞の1類「逆接」とはなにかを簡単にわかりやすく解説していきます。なお、接続詞とは文と文の関係性を表す品詞のことです。詳しくは「接続詞とは」をご覧ください。「日本語の接続詞を成分レベルで学習しなおしたい方」や「学校や資格で接続詞の知識が必要な方」などの参考になれれば幸いです。
接続詞の逆接とは前の文脈と相反する事柄として、後の文脈を導く接続詞
国語の接続詞の逆接とは前の文脈と相反する事柄として、後の文脈を導く接続詞の1類のことです。例えば、「ブーメランを投げた。しかし、返ってこなかった。」という文では、「ブーメランを投げた。しかし、返ってこなかった。」と太字で強調されている部分が逆接となります。
接続詞の逆接の種類
国語の接続詞の逆接の種類は、「しかし/けど/ただ/だが/…etc.」と数多く存在しています。接続詞の逆接の種類の詳細については、種類と合わせて働きの説明をしている「逆接一覧表」をご覧ください。
接続詞の逆接の使い方
- 文脈を伝える
- 逆接を使う
- それに相反する文を伝える
国語の接続詞の逆接の使い方です。逆接は文脈とそれに相反する文の間で使います。例えば、「ブーメランを投げた。しかし、返ってこなかった。」という文では、「ブーメランを投げた」が文脈で、「返ってこなかった」がそれに相反する文です。
接続詞の逆接の練習問題
問題1:①、②、③の問題文に含まれる、逆接をそれぞれ解答せよ。
①.手芸が飽きてきた。けど、やめられない。
②.私は親切だ。ただ、あの子に対しては別だ。
③.むかつく先生がいる。だが、言うことは聞く。
解答
①.手芸が飽きてきた。けど、やめられない。
②.私は親切だ。ただ、あの子に対しては別だ。
③.むかつく先生がいる。だが、言うことは聞く。
①. けど ②.ただ ③.だが
以上、国語の接続詞の逆接とはなにかを簡単にわかりやすく解説しました。逆接は、接続詞の中だけでなく品詞の中でも使用頻度の高い語です。使い方をしっかりと学習すれば、日本文法やライティング力の飛躍的な上達に繋がると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました!