ここでは、国語の接続詞の1類「並列(並立)」とはなにかを簡単にわかりやすく解説していきます。なお、接続詞とは文と文の関係性を表す品詞のことです。詳しくは「接続詞とは」をご覧ください。「日本語の接続詞を成分レベルで学習しなおしたい方」や「学校や資格で接続詞の知識が必要な方」などの参考になれれば幸いです。
接続詞の並列(並立)とは文と文が対等の関係にあることを示す接続詞
国語の接続詞の並列(並立)とは文と文が対等の関係にあることを示す接続詞の1類のことです。例えば、「遠足は12日。および、13日に行います。」という文では、「遠足は12日。および、13日に行います。」と太字で強調されている部分が並列(並立)となります。
接続詞の並列(並立)の種類
国語の接続詞の並列(並立)の種類は、「および/かつ/それから/ならびに/…etc.」と数多く存在しています。接続詞の並列(並立)の種類の詳細については、種類と合わせて働きの説明をしている「並列(並立)一覧表」をご覧ください。
接続詞の並列(並立)の使い方
- 文を伝える
- 並列(並立)を使う
- それに対等する文を伝える
国語の接続詞の並列(並立)の使い方です。並列(並立)は文とそれに対等する文の間で使います。例えば、「遠足は12日。および、13日に行います。」という文では、「遠足は12日」が文で、「13日に行います」がそれに対等する文です。
接続詞の並列(並立)の練習問題
問題1:①、②、③の問題文に含まれる、並列(並立)をそれぞれ解答せよ。
①.彼は熱心。かつ、熱い。
②.犬は従順。それから、孤独が嫌い。
③.彼女のお昼ご飯はライス三杯。ならびに、唐揚げ山盛りだ。
解答
①.彼は熱心。かつ、熱い。
②.犬は従順。それから、孤独が嫌い。
③.彼女のお昼ご飯はライス三杯。ならびに、唐揚げ山盛りだ。
①. かつ ②.それから ③.ならびに
以上、国語の接続詞の並列(並立)とはなにかを簡単にわかりやすく解説しました。並列(並立)は、接続詞の中だけでなく品詞の中でも使用頻度の高い語です。使い方をしっかりと学習すれば、日本文法やライティング力の飛躍的な上達に繋がると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました!