ここでは、接続詞の1類「添加(累加・付加)」とはなにかを簡単にわかりやすく解説していきます。なお、接続詞とは文と文の関係性を表す品詞のことです。詳しくは「接続詞とは」をご覧ください。「日本語の接続詞を成分レベルで学習しなおしたい方」や「学校や資格で接続詞の知識が必要な方」などの参考になれれば幸いです。
接続詞の添加(累加・付加)とは別の物事を付け加える接続詞
国語の接続詞の添加(累加・付加)とは別の物事を付け加える接続詞の1類のことです。例えば、「財布を無くした。さらに、バッグも無くした。」という文では、「財布を無くした。さらに、バッグも無くした。」と太字で強調されている部分が添加(累加・付加)となります。
接続詞の添加(累加・付加)の種類
国語の接続詞の添加(累加・付加)の種類は、「さらに/また/しかも/おまけに/…etc.」と数多く存在しています。接続詞の添加(累加・付加)の種類の詳細については、種類と合わせて働きの説明をしている「添加(累加・付加)一覧表」をご覧ください。
接続詞の添加(累加・付加)の使い方
- 文を伝える
- 添加(累加・付加)を使う
- それに事柄を付与する文を伝える
国語の接続詞の添加(累加・付加)の使い方です。添加(累加・付加)は文とそれに事柄を付与する文の間で使います。例えば、「財布を無くした。さらに、バッグも無くした。」という文では、「財布を無くした」が文で、「バッグも無くした」がそれに事柄を付与する文です。
接続詞の添加(累加・付加)の練習問題
問題1:①、②、③の問題文に含まれる、添加(累加・付加)をそれぞれ解答せよ。
①.私はハトが好きだ。また、平和が好きだ。
②.彼は中二病だ。しかも、重度だ。
③.友達が宿題を忘れた。おまけに、始業時間も忘れたらしい。
解答
①.私はハトが好きだ。また、平和が好きだ。
②.彼は中二病だ。しかも、重度だ。
③.友達が宿題を忘れた。おまけに、始業時間も忘れたらしい。
①. また ②.しかも ③.おまけに
以上、国語の接続詞の添加(累加・付加)とはなにか簡単にわかりやすく解説しました。添加(累加・付加)は、接続詞の中だけでなく品詞の中でも使用頻度の高い語です。使い方をしっかりと学習すれば、日本文法やライティング力の飛躍的な上達に繋がると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました!