ここでは、国語の接続詞の1類「列挙」とはなにかを簡単にわかりやすく解説していきます。なお、接続詞とは文と文の関係性を表す品詞のことです。詳しくは「接続詞とは」をご覧ください。「日本語の接続詞を成分レベルで学習しなおしたい方」や「学校や資格で接続詞の知識が必要な方」などの参考になれれば幸いです。
接続詞の列挙とは順序をつけて示す接続詞
国語の接続詞の列挙とは順序をつけて示す接続詞の1類のことです。例えば、「第一に起立、第二に気を付け、第三に礼、第四に着席。」という文では、「第一に起立、第二に気を付け、第三に礼、第四に着席。」と太字で強調されている部分が列挙となります。
接続詞の列挙の種類
国語の接続詞の列挙の種類は、「第一に、第二に、第三に、…(無限)/一つ目は、二つ目は、三つ目は、…(無限)/一点目は、二点目は、三点目は、…(無限)/はじめに/…etc.」と数多く存在しています。接続詞の列挙の種類の詳細については、種類と合わせて働きの説明をしている「列挙一覧表」をご覧ください。
接続詞の列挙の使い方
- 文脈を伝える
- 列挙を使う
- それに順序づけされた文を伝える
国語の接続詞の列挙の使い方です。列挙は文脈とそれに順序づけされた文の間で使います。例えば、「第一に起立、第二に気を付け、第三に礼、第四に着席。」という文では、「第一に起立」が文脈で、「第二 第三」がそれに順序づけされた文です。
接続詞の列挙の練習問題
問題1:①、②、③の問題文に含まれる、列挙をそれぞれ解答せよ。
①.一つ目は赤いの、二つ目は青いの、三つ目は黄色の。
②.一点目はまぐろ、二点目はいか、三点目はあなご。
③.はじめに見つめる、続いて抱きつく。
解答
①.一つ目は赤いの、二つ目は青いの、三つ目は黄色の。
②.一点目はまぐろ、二点目はいか、三点目はあなご。
③.はじめに見つめる、続いて抱きつく。
①.一つ目 二つ目 三つ目 ②.一点目 二点目 三点目 ③.はじめに 続いて
以上、国語の接続詞の列挙とはなにかを簡単にわかりやすく解説しました。列挙は、接続詞の中だけでなく品詞の中でも使用頻度の高い語です。使い方をしっかりと学習すれば、日本文法やライティング力の飛躍的な上達に繋がると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました!