ここでは、国語の接続詞の1類「転換」とはなにかを簡単にわかりやすく解説していきます。なお、接続詞とは文と文の関係性を表す品詞のことです。詳しくは「接続詞とは」をご覧ください。「日本語の接続詞を成分レベルで学習しなおしたい方」や「学校や資格で接続詞の知識が必要な方」などの参考になれれば幸いです。
接続詞の転換とは話題を変える接続詞
国語の接続詞の転換とは話題を変える接続詞の1類のことです。例えば、「今日は晴れてて気持ちのいい天気ですね。さて、今日のニュースです。」という文では、「今日は晴れてて気持ちのいい天気ですね。さて、今日のニュースです。」と太字で強調されている部分が転換となります。
接続詞の転換の種類
国語の接続詞の転換の種類は、「さて/ところで/次に/ときに/…etc.」と数多く存在しています。接続詞の転換の種類の詳細については、種類と合わせて働きの説明をしている「転換一覧表」をご覧ください。
接続詞の転換の使い方
- 文脈を伝える
- 転換を使う
- それに相違する文脈を伝える
国語の接続詞の転換の使い方です。転換は文脈とそれに相違する文脈の間で使います。例えば、「今日は晴れてて気持ちのいい天気ですね。さて、今日のニュースです。」という文では、「今日は晴れてて気持ちのいい天気ですね」が文脈で、「今日のニュースです」がそれに相違する文脈です。
接続詞の転換の練習問題
問題1:①、②、③の問題文に含まれる、転換をそれぞれ解答せよ。
①.運動が好きなんですね。ところで、年収はおいくらですか?
②.物理はおわりです。次に、化学をやります。
③.かしこまりました。ときに、いま何時かわかりますか。
解答
①.運動が好きなんですね。ところで、年収はおいくらですか?
②.物理はおわりです。次に、化学をやります。
③.かしこまりました。ときに、いま何時かわかりますか。
①. ところで ②.次に ③.ときに
以上、国語の接続詞の転換とはなにかを簡単にわかりやすく解説しました。転換は、接続詞の中だけでなく品詞の中でも使用頻度の高い語です。使い方をしっかりと学習すれば、日本文法やライティング力の飛躍的な上達に繋がると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました!