ここでは、国語の接続詞の1類「換言(言換)」とはなにかを簡単にわかりやすく解説していきます。なお、接続詞とは文と文の関係性を表す品詞のことです。詳しくは「接続詞とは」をご覧ください。「日本語の接続詞を成分レベルで学習しなおしたい方」や「学校や資格で接続詞の知識が必要な方」などの参考になれれば幸いです。
接続詞の換言(言換)とは前の文脈を言い換える接続詞
国語の接続詞の換言(言換)とは前の文脈を言い換える接続詞の1類のことです。例えば、「鉛筆は文字を書ける。つまり、筆記用具だ。」という文では、「鉛筆は文字を書ける。つまり、筆記用具だ。」と太字で強調されている部分が換言(言換)となります。
接続詞の換言(言換)の種類
国語の接続詞の換言(言換)の種類は、「つまり/言い換えると/すなわち/要は/…etc.」と数多く存在しています。接続詞の換言(言換)の種類の詳細については、種類と合わせて働きの説明をしている「換言(言換)一覧表」をご覧ください。
接続詞の換言(言換)の使い方
- 文を伝える
- 換言(言換)を使う
- それを言い換えた文を伝える
国語の接続詞の換言(言換)の使い方です。換言(言換)は文とそれを言い換えた文の間で使います。例えば、「鉛筆は文字を書ける。つまり、筆記用具だ。」という文では、「鉛筆は文字を書ける」が文で、「筆記用具だ」がそれを言い換えた文です。
接続詞の換言(言換)の練習問題
問題1:①、②、③の問題文に含まれる、換言(言換)をそれぞれ解答せよ。
①.食いしん坊。言い換えると、健康的。
②.情熱。すなわち、エネルギー。
③.彼女は南西にボールを投げた。要は、ボールを投げた。
解答
①.食いしん坊。言い換えると、健康的。
②.情熱。すなわち、エネルギー。
③.彼女は南西にボールを投げた。要は、ボールを投げた。
①. 言い換えると ②.すなわち ③.要は
以上、国語の接続詞の換言(言換)とはなにかを簡単にわかりやすく解説しました。換言(言換)は、接続詞の中だけでなく品詞の中でも使用頻度の高い語です。使い方をしっかりと学習すれば、日本文法やライティング力の飛躍的な上達に繋がると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました!