ここでは、国語の接続詞の1類「順接」とはなにかを簡単にわかりやすく解説していきます。なお、接続詞とは文と文の関係性を表す品詞のことです。詳しくは「接続詞とは」をご覧ください。「日本語の接続詞を成分レベルで学習しなおしたい方」や「学校や資格で接続詞の知識が必要な方」などの参考になれれば幸いです。
接続詞の順接とは前の文脈の当然の結果として、後の文脈を導く接続詞
国語の接続詞の順接とは前の文脈の当然の結果として、後の文脈を導く接続詞の1類のことです。例えば、「りんごが落ちた。だから、りんごは地球に引っ張られている。」という文では、「りんごが落ちた。だから、りんごは地球に引っ張られている。」と太字で強調されている部分が順接となります。
接続詞の順接の種類
国語の接続詞の順接の種類は、「だから/そのため/このため/それで/…etc.」と数多く存在しています。接続詞の順接の種類の詳細については、種類と合わせて働きの説明をしている「順接一覧表」をご覧ください。
接続詞の順接の使い方
- 理由を伝える
- 順接を使う
- 結論を伝える
国語の接続詞の順接の使い方です。順接は理由と結論の間で使います。例えば、「りんごが落ちた。だから、りんごは地球に引っ張られている。」という文では、「りんごが落ちた」が理由で、「りんごは地球に引っ張られている」が結論です。
接続詞の順接の練習問題
問題1:①、②、③の問題文に含まれる、順接をそれぞれ解答せよ。
①.猫に話しかける。そのため、変な人だと思われる。
②.シャーペンの芯を使い切った。このため、誰かから貰わなければならない。
③.友達とキャンプに行った。それで、薪を割った。
解答
①.猫に話しかける。そのため、変な人だと思われる。
②.シャーペンの芯を使い切った。このため、誰かから貰わなければならない。
③.友達とキャンプに行った。それで、薪を割った。
①. そのため ②.このため ③.それで
以上、国語の接続詞の順接とはなにかを簡単にわかりやすく解説しました。順接は、接続詞の中だけでなく品詞の中でも使用頻度の高い語です。使い方をしっかりと学習すれば、日本文法やライティング力の飛躍的な上達に繋がると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました!