ここでは、国語の接続詞の1類「補足」とはなにかを簡単にわかりやすく解説していきます。なお、接続詞とは文と文の関係性を表す品詞のことです。詳しくは「接続詞とは」をご覧ください。「日本語の接続詞を成分レベルで学習しなおしたい方」や「学校や資格で接続詞の知識が必要な方」などの参考になれれば幸いです。
接続詞の補足とは不十分を補う。または、例外を示す接続詞
国語の接続詞の補足とは不十分を補う。または、例外を示す接続詞の1類のことです。例えば、「桃が川から流れてきた。ちなみに、桃は見送った。」という文では、「桃が川から流れてきた。ちなみに、桃は見送った。」と太字で強調されている部分が補足となります。
接続詞の補足の種類
国語の接続詞の補足の種類は、「ちなみに/ただ/もっとも/そのかわり/…etc.」と数多く存在しています。接続詞の補足の種類の詳細については、種類と合わせて働きの説明をしている「補足一覧表」をご覧ください。
接続詞の補足の使い方
- 文を伝える
- 補足を使う
- それに不十分を補う文を伝える
国語の接続詞の補足の使い方です。補足は文とそれに不十分を補う文の間で使います。例えば、「桃が川から流れてきた。ちなみに、桃は見送った。」という文では、「桃が川から流れてきた」が文で、「桃は見送った」がそれに不十分を補う文です。
接続詞の補足の練習問題
問題1:①、②、③の問題文に含まれる、補足をそれぞれ解答せよ。
①.急いで電車に乗った。ただ、目的の電車の一つ前だった。
②.彼女ができた。もっとも、すぐ別れた。
③.朝ごはんを食べられなかった。そのかわり、昼ごはんをたくさん食べた。
解答
①.急いで電車に乗った。ただ、目的の電車の一つ前だった。
②.彼女ができた。もっとも、すぐ別れた。
③.朝ごはんを食べられなかった。そのかわり、昼ごはんをたくさん食べた。
①. ただ ②.もっとも ③.そのかわり
以上、国語の接続詞の補足とはなにかを簡単にわかりやすく解説しました。補足は、接続詞の中だけでなく品詞の中でも使用頻度の高い語です。使い方をしっかりと学習すれば、日本文法やライティング力の飛躍的な上達に繋がると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました!