ここでは、国語の接続詞の1類「例示」とはなにかを簡単にわかりやすく解説していきます。なお、接続詞とは文と文の関係性を表す品詞のことです。詳しくは「接続詞とは」をご覧ください。「日本語の接続詞を成分レベルで学習しなおしたい方」や「学校や資格で接続詞の知識が必要な方」などの参考になれれば幸いです。
接続詞の例示とは例を示し理解を助ける接続詞
国語の接続詞の例示とは例を示し理解を助ける接続詞の1類のことです。例えば、「アリが好きだ。具体的には、アリの観察が好きだ。」という文では、「アリが好きだ。具体的には、アリの観察が好きだ。」と太字で強調されている部分が例示となります。
接続詞の例示の種類
国語の接続詞の例示の種類は、「具体的には/たとえば/とりわけ/なかでも/…etc.」と数多く存在しています。接続詞の例示の種類の詳細については、種類と合わせて働きの説明をしている「例示一覧表」をご覧ください。
接続詞の例示の使い方
- 文を伝える
- 例示を使う
- それに対応する例文を伝える
国語の接続詞の例示の使い方です。例示は文とそれに対応する例文の間で使います。例えば、「アリが好きだ。具体的には、アリの観察が好きだ。」という文では、「アリが好きだ」が文で、「アリの観察が好きだ」がそれに対応する例文です。
接続詞の例示の練習問題
問題1:①、②、③の問題文に含まれる、例示をそれぞれ解答せよ。
①.彼はカッコいい。例えば、運動ができるところ。
②.私は甘いものが好きだ。とりわけ、パンケーキが好きだ。
③.彼は噂話が好きだ。なかでも、恋愛関係の話がとくに。
解答
①.彼はカッコいい。例えば、運動ができるところ。
②.私は甘いものが好きだ。とりわけ、パンケーキが好きだ。
③.彼は噂話が好きだ。なかでも、恋愛関係の話がとくに。
①. 例えば ②.とりわけ ③.なかでも
以上、国語の接続詞の例示とはなにかを簡単にわかりやすく解説しました。例示は、接続詞の中だけでなく品詞の中でも使用頻度の高い語です。使い方をしっかりと学習すれば、日本文法やライティング力の飛躍的な上達に繋がると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました!