結論とは

【国語】結論とはこれまでの話題を締め括る接続詞【簡単にわかりやすく解説】

ここでは、国語の接続詞の1類「結論」とはなにかを簡単にわかりやすく解説していきます。なお、接続詞とは文と文の関係性を表す品詞のことです。詳しくは「接続詞とは」をご覧ください。「日本語の接続詞を成分レベルで学習しなおしたい方」や「学校や資格で接続詞の知識が必要な方」などの参考になれれば幸いです。

接続詞の結論とはこれまでの話題を締め括る接続詞

国語の接続詞の結論とはこれまでの話題を締め括る接続詞の1類のことです。例えば、「A「笑顔にはこんな効果があります。」B「いやいやいや嘘をつくな。本当の効果はこっちだぞ。」A「失礼すね。嘘はついていません。」C「お二方、落ち着いて下さい。どの道、笑顔には良い効果があるということですよね」」という文では、「A「笑顔にはこんな効果があります。」B「いやいやいや嘘をつくな、落ち着いて下さい。どの道、笑顔には良い効果があるということですよね」」と太字で強調されている部分が結論となります。

接続詞の結論の種類

国語の接続詞の結論の種類は、「どの道/どっち道/このように/こうして/…etc.」と数多く存在しています。接続詞の結論の種類の詳細については、種類と合わせて働きの説明をしている「結論一覧表」をご覧ください。

接続詞の結論の使い方

  1. 文脈を伝える
  2. 結論を使う
  3. 話題を締め括る文を伝える

国語の接続詞の結論の使い方です。結論は文脈と話題を締め括る文の間で使います。例えば、「A「笑顔にはこんな効果があります。」B「いやいやいや嘘をつくな。本当の効果はこっちだぞ。」A「失礼すね。嘘はついていません。」C「お二方、落ち着いて下さい。どの道、笑顔には良い効果があるということですよね」」という文では、「A「笑顔にはこんな効果があります」が文脈で、「本当の効果はこっちだぞ」が話題を締め括る文です。

接続詞の結論の練習問題

問題1:①、②、③の問題文に含まれる、結論をそれぞれ解答せよ。

①.朝は眠くなる。夜も眠くなる。どっち道、人間は眠くなる。

②.桃とりんごは甘い。このように、フルーツは甘い。

③.戦争は終わった。こうして、平和は訪れる。

解答

①.朝は眠くなる。夜も眠くなる。どっち道、人間は眠くなる。

②.桃とりんごは甘い。このように、フルーツは甘い。

③.戦争は終わった。こうして、平和は訪れる。

①. どっち道 ②.このように ③.こうして

以上、国語の接続詞の結論とはなにかを簡単にわかりやすく解説しました。結論は、接続詞の中だけでなく品詞の中でも使用頻度の高い語です。使い方をしっかりと学習すれば、日本文法やライティング力の飛躍的な上達に繋がると思います。この他にも「接続詞一覧表」などで接続詞の情報をまとめています。よろしければご覧ください。最後までご覧いただきありがとうございました!